2018年04月20日
2018年04月20日
Part.1
<図や写真をクリックすると拡大表示します>
【序章】
2017年も残り僅かとなった12月中旬に大石田町役場から一通の封書が届けられた。
開封すると大石田町新そばまつり実行委員会の名前で「第21回大石田町新そばまつりアンケート大石田そば街道500円割引券の送付について」と題する文書と1枚の500円割引券が現れた。文書内容を大まかに要約すると新そばまつりのアンケート回答者を抽選して割引券が当選したとのことで大石田そば街道加盟店14店舗で2018年2月末日迄利用可能となっていた。
2017~2018年の冬は日本海側の豪雪地帯に限らず九州南部や四国地方も降雪する気象状況となり山形県の肘折温泉では4mを越える積雪を記録し福井県の国道8号では豪雪に見舞われて30時間以上も車両の立ち往生が継続する異常な事態となったことは記憶に新しい。
大石田町は北村山郡に属しているが肘折温泉がある最上郡大蔵村とは同郡舟形町を挟んで近接する位置にあり豪雪が報じられている地域への訪問は二の足を踏んだものの\500割引の誘惑が勝り積雪必至の2月中旬に大石田そば街道の店へ向けて車を走らせることになった。3月に入ると無効になる期限の設定が恨めしいがこれこそ大石田町では冬季の産業振興策なのであろう。
今回はこの地域振興策にまんまと乗せられて降雪耐えない冬の大石田町を彷徨した顛末記である。
【大石田そば街道加盟店の立地】
訪問の様子を記す前にまず現在の大石田そば街道の店舗を確認したい。
以前の記事でも紹介しているが大石田そば街道の店は立地条件から大まかに二分できる。一つは町内の中心部とその周辺部で最上川流域に近い地域にある。他方は町の中心部から西に外れ舟形町に接する山中の次年子地区に立地している。「次年子」の地名の由来は以前の記事でも触れているが、雪深い山奥で生まれた子供は翌年の雪解けまで出生届が滞ることに由来しているそうである。
以下に山間部の次年子地区と町内中心域各々に立地するそば店を整理しておく。
【大石田町次年子地区のそば店】
先ずは山間部の次年子地区の店から。店名冒頭の番号は大石田町そば街道マップの記載を踏襲している。
①七兵衛そば
②そば座敷 平吉
③ば切り 源四郎
④手打次年子そば
⑤わらぐちそば
①から④は町内西部の山中に延びる県道r36沿いに並んでいるが⑤のわらぐちそばは更に山道を北上して舟形町へ抜けるr30沿線の離れた位置にある。
【大石田町中心部のそば店】
⑥そば吉峰
⑦蕎麦屋まんきち
⑧そば処 ふうりゅう
⑨おそば 美登利
⑩そば処 善之助
⑪来迎寺そばや 作兵衛
⑫そば処 なんば
⑬手打大石田そば きよ
⑭蕎麦処 若佐
⑥~⑭の9店は便宜的に町の中心部と括ったが⑥と⑦は街並みの北端にあり⑭は中心部から田園地帯を南に進んだ田沢地区のR347沿道に位置している。
なお①七兵衛そば、⑤わらぐちそば、⑦蕎麦屋まんきち、⑬手打大石田そばきよの4店舗は以前から紹介記事を掲載しているので参照戴きたい。
【降雪の国道走行で大石田町内へ】
さて、折角戴いた割引券を何処の店で使おうかと思案したが積雪と降雪が必至の時期であることから山間の次年子地区は避けて街中にある未訪問の店を候補に挙げた。
宮城県から山形県へ入る道筋は毎度述べている様に4本の国道(R286、R48、R347、R47)が選択肢となるが雪道の整備状況を考慮した結果R48関山越えで山形県に入り極力R13を走行して大石田町へ北上することとした。
R48で東根市に至る迄この選択は間違っていないと思ったがR13に進むと降り積もる雪の対策で除雪車が稼働していた。R13は片側2車線が整備された幹線国道だが除雪車は1車線の雪を避けるのが精一杯で隣の車線に押し出されたザラメ雪状の塊りが走行の障害となるので車線の選択が難しい。除雪車の後に付いていくのが無難なのだがこの除雪車は排雪の都合か時々車線を変更するので気が抜けない。幹線国道は確かに充実した除雪作業が行われていたが結構スリリングなドライブであった。
【大石田町内への道筋】
R13の国道と交差する県道r120の信号交差点を左折して大石田町の街中へ向かうr189へ直進すると景色は路面にも圧雪が残る白銀の世界に変貌する。
大石田ゴルフクラブへの誘導路が右手の高台に分岐する辺りで大石田町に入ると間もなく最上川の右岸に沿って街中に進む道筋となるがこの付近の県道上では大型の除雪車が作業中で川岸の雪捨て場には優に2mを越える排雪の山が築かれていた。この様な除雪作業のお陰で平坦に均された圧雪を踏み締めて町の中心部を目指す。
【降雪の大石田町内彷徨】
街中のそば屋を訪問するにあたって予め第一候補に挙げていた「⑪来迎寺そばや作兵衛」に向かった。「作兵衛」の店は町の中心部となるr189とr121の信号交差点を左折し大橋で最上川を渡った左岸の横山地区にあり積雪で道幅が狭まった県道には降雪を厭わず除雪に勤しむ少なからぬ住民の姿を認めて慎重に車を進める。県道に掲出された案内看板に従って入った路地の先にある店は少し奥まった位置に建ち手前は4~5台程を収容できる駐車空間となっている。ここに乗り入れたが他に駐車する車はなく店の玄関には告知らしき貼り紙が見えて嫌な予感が湧き上がる。車内から目を懲らして貼り紙の文字を辿ると「都合により3月末日まで臨時休業」だとか。1箇月以上も長期の臨時休業は何やら経営者の健康上の都合であろうか。
兎にも角にも作兵衛の臨時休業から降雪が止まない大石田町でそば屋を求めて彷徨する事態に陥ってしまった。
本稿を執筆している現時点で店舗外観や臨時休業掲示は最低限度写真に撮っておけば視覚的な情報が提供できたであろうと後悔しているが当日の現地に於いては積雪で足下が悪い事に加えて盛んに降りしきる雪で車外に出て周囲の様子を撮影する行為は考慮に及ばなかった。何よりも最優先で考えるべきは次の訪問店を何処にするか、であるから。
短時間の思考で「⑩そば処 善之助」へ向かう事にした。決定の根拠は現在地から比較的至近であること。降雪が止まず道路事情も悪化しているので近場が無難と判断したが善之助は最上川の右岸にあるので先程渡った大橋を再度渡り直し町内を複雑に屈曲しているr121を辿って町役場にも程近いメインストリートに構える店に到着した。県道に面した店舗は2階建てだが1階部分は3~4台程の駐車場に充てられていて道路から直接乗り入れることができる。駐車場の奥に善之助の玄関が見えたがここにも怪しげな貼り紙を発見して愕然としてしまった。曰く「本日は貸切予約の為臨時休業です」と。
ガーン! 臨時休業のダブルパンチに見舞われてしまった。仙台から遠路遙々雪道を乗り越えてやって来たのに何と手荒な歓迎ぶりなのだろうか。「冬の大石田にはもう二度と来ないぞ」と毒舌を吐きながら次の店を模索する羽目に。うーん!どうしよう!
最も無難な選択はここから至近の「⑧ふうりゅう」は大石田駅構内で営業しているので臨時休業の確率が低いと思われるが全国ネットの旅番組に屡々登場する有名店で非常事態の安易な逃げ込み的な訪問には抵抗を感じた。
更に少し北西に逸れた豊田地区で温泉施設「あったまりランド深堀」に近接している「⑦まんきち」の店と最上川左岸に戻った横山地区にある「⑬きよ」も多数の客を集める大型の有名店で貸切や降雪の気象状況での臨時休業は考え難いが両店とも以前からレポートを公開している既訪店である。何としても未訪のそば店を訪れたかったので「⑭蕎麦処 若佐」に向かう事にした。
「⑭若佐」は大石田町中心部から南に離れた田園地帯の田沢集落でR347の沿道に店を構えているので最上川左岸に移動しなければならない。従って三度大橋で最上川を渡り先程「作兵衛」へ向かった左岸の県道に戻り尾花沢から最上川を渡って南下してきたR347に合流する道筋に進むこととなった。
【蕎麦処 若佐へ】
最上川左岸の県道からR347の国道に乗り換えて雪景色の田園地帯を僅かな時間南下すると田沢集落の青看板が見える。
田沢集落の青看板
この看板が立つ左手に広い駐車場を従えた「若佐」の店がある。この写真から降りしきる雪の激しさと国道脇の積雪状況が理解戴けるかと思う。実際僅かな撮影時間にも関わらず雪に晒されたデジカメはびしょ濡れになってしまった。
若佐外観
この様な降雪状況で白い外壁の店舗建物は雪の中に埋まっている様に見えるが黒地の看板は際立って目を引く存在で見落とすことなく駐車場に滑り込むことができた。
一見すると雪に閉ざされている様に見える店舗だが駐車場を除雪した雪壁が築かれたもので玄関に繋がる通路は確保されている。建物に載る切妻屋根の中央部に四角い煙突が突出しているのは内部に暖炉風のストーブか厨房の竈が設けられているのであろう。この煙突の存在故か屋根の上の雪は玄関庇や物置上の積り具合より少なく見える。
玄関
何よりも玄関前に吊り下げられた赤色文字の商い中の看板を認めてほっとする。「3軒目になったがやっとそばにありつけるぞー!」
玄関前は風除室が設けられているが木組みに透明プラの波板囲いという簡易な構造で冬季限定の設定と思われる。
店内の様子はPart.2で
<図や写真をクリックすると拡大表示します>
【序章】
2017年も残り僅かとなった12月中旬に大石田町役場から一通の封書が届けられた。
開封すると大石田町新そばまつり実行委員会の名前で「第21回大石田町新そばまつりアンケート大石田そば街道500円割引券の送付について」と題する文書と1枚の500円割引券が現れた。文書内容を大まかに要約すると新そばまつりのアンケート回答者を抽選して割引券が当選したとのことで大石田そば街道加盟店14店舗で2018年2月末日迄利用可能となっていた。
2017~2018年の冬は日本海側の豪雪地帯に限らず九州南部や四国地方も降雪する気象状況となり山形県の肘折温泉では4mを越える積雪を記録し福井県の国道8号では豪雪に見舞われて30時間以上も車両の立ち往生が継続する異常な事態となったことは記憶に新しい。
大石田町は北村山郡に属しているが肘折温泉がある最上郡大蔵村とは同郡舟形町を挟んで近接する位置にあり豪雪が報じられている地域への訪問は二の足を踏んだものの\500割引の誘惑が勝り積雪必至の2月中旬に大石田そば街道の店へ向けて車を走らせることになった。3月に入ると無効になる期限の設定が恨めしいがこれこそ大石田町では冬季の産業振興策なのであろう。
今回はこの地域振興策にまんまと乗せられて降雪耐えない冬の大石田町を彷徨した顛末記である。
【大石田そば街道加盟店の立地】
訪問の様子を記す前にまず現在の大石田そば街道の店舗を確認したい。
以前の記事でも紹介しているが大石田そば街道の店は立地条件から大まかに二分できる。一つは町内の中心部とその周辺部で最上川流域に近い地域にある。他方は町の中心部から西に外れ舟形町に接する山中の次年子地区に立地している。「次年子」の地名の由来は以前の記事でも触れているが、雪深い山奥で生まれた子供は翌年の雪解けまで出生届が滞ることに由来しているそうである。
以下に山間部の次年子地区と町内中心域各々に立地するそば店を整理しておく。
【大石田町次年子地区のそば店】
先ずは山間部の次年子地区の店から。店名冒頭の番号は大石田町そば街道マップの記載を踏襲している。
①七兵衛そば
②そば座敷 平吉
③ば切り 源四郎
④手打次年子そば
⑤わらぐちそば
①から④は町内西部の山中に延びる県道r36沿いに並んでいるが⑤のわらぐちそばは更に山道を北上して舟形町へ抜けるr30沿線の離れた位置にある。
【大石田町中心部のそば店】
⑥そば吉峰
⑦蕎麦屋まんきち
⑧そば処 ふうりゅう
⑨おそば 美登利
⑩そば処 善之助
⑪来迎寺そばや 作兵衛
⑫そば処 なんば
⑬手打大石田そば きよ
⑭蕎麦処 若佐
⑥~⑭の9店は便宜的に町の中心部と括ったが⑥と⑦は街並みの北端にあり⑭は中心部から田園地帯を南に進んだ田沢地区のR347沿道に位置している。
なお①七兵衛そば、⑤わらぐちそば、⑦蕎麦屋まんきち、⑬手打大石田そばきよの4店舗は以前から紹介記事を掲載しているので参照戴きたい。
【降雪の国道走行で大石田町内へ】
さて、折角戴いた割引券を何処の店で使おうかと思案したが積雪と降雪が必至の時期であることから山間の次年子地区は避けて街中にある未訪問の店を候補に挙げた。
宮城県から山形県へ入る道筋は毎度述べている様に4本の国道(R286、R48、R347、R47)が選択肢となるが雪道の整備状況を考慮した結果R48関山越えで山形県に入り極力R13を走行して大石田町へ北上することとした。
R48で東根市に至る迄この選択は間違っていないと思ったがR13に進むと降り積もる雪の対策で除雪車が稼働していた。R13は片側2車線が整備された幹線国道だが除雪車は1車線の雪を避けるのが精一杯で隣の車線に押し出されたザラメ雪状の塊りが走行の障害となるので車線の選択が難しい。除雪車の後に付いていくのが無難なのだがこの除雪車は排雪の都合か時々車線を変更するので気が抜けない。幹線国道は確かに充実した除雪作業が行われていたが結構スリリングなドライブであった。
【大石田町内への道筋】
R13の国道と交差する県道r120の信号交差点を左折して大石田町の街中へ向かうr189へ直進すると景色は路面にも圧雪が残る白銀の世界に変貌する。
大石田ゴルフクラブへの誘導路が右手の高台に分岐する辺りで大石田町に入ると間もなく最上川の右岸に沿って街中に進む道筋となるがこの付近の県道上では大型の除雪車が作業中で川岸の雪捨て場には優に2mを越える排雪の山が築かれていた。この様な除雪作業のお陰で平坦に均された圧雪を踏み締めて町の中心部を目指す。
【降雪の大石田町内彷徨】
街中のそば屋を訪問するにあたって予め第一候補に挙げていた「⑪来迎寺そばや作兵衛」に向かった。「作兵衛」の店は町の中心部となるr189とr121の信号交差点を左折し大橋で最上川を渡った左岸の横山地区にあり積雪で道幅が狭まった県道には降雪を厭わず除雪に勤しむ少なからぬ住民の姿を認めて慎重に車を進める。県道に掲出された案内看板に従って入った路地の先にある店は少し奥まった位置に建ち手前は4~5台程を収容できる駐車空間となっている。ここに乗り入れたが他に駐車する車はなく店の玄関には告知らしき貼り紙が見えて嫌な予感が湧き上がる。車内から目を懲らして貼り紙の文字を辿ると「都合により3月末日まで臨時休業」だとか。1箇月以上も長期の臨時休業は何やら経営者の健康上の都合であろうか。
兎にも角にも作兵衛の臨時休業から降雪が止まない大石田町でそば屋を求めて彷徨する事態に陥ってしまった。
本稿を執筆している現時点で店舗外観や臨時休業掲示は最低限度写真に撮っておけば視覚的な情報が提供できたであろうと後悔しているが当日の現地に於いては積雪で足下が悪い事に加えて盛んに降りしきる雪で車外に出て周囲の様子を撮影する行為は考慮に及ばなかった。何よりも最優先で考えるべきは次の訪問店を何処にするか、であるから。
短時間の思考で「⑩そば処 善之助」へ向かう事にした。決定の根拠は現在地から比較的至近であること。降雪が止まず道路事情も悪化しているので近場が無難と判断したが善之助は最上川の右岸にあるので先程渡った大橋を再度渡り直し町内を複雑に屈曲しているr121を辿って町役場にも程近いメインストリートに構える店に到着した。県道に面した店舗は2階建てだが1階部分は3~4台程の駐車場に充てられていて道路から直接乗り入れることができる。駐車場の奥に善之助の玄関が見えたがここにも怪しげな貼り紙を発見して愕然としてしまった。曰く「本日は貸切予約の為臨時休業です」と。
ガーン! 臨時休業のダブルパンチに見舞われてしまった。仙台から遠路遙々雪道を乗り越えてやって来たのに何と手荒な歓迎ぶりなのだろうか。「冬の大石田にはもう二度と来ないぞ」と毒舌を吐きながら次の店を模索する羽目に。うーん!どうしよう!
最も無難な選択はここから至近の「⑧ふうりゅう」は大石田駅構内で営業しているので臨時休業の確率が低いと思われるが全国ネットの旅番組に屡々登場する有名店で非常事態の安易な逃げ込み的な訪問には抵抗を感じた。
更に少し北西に逸れた豊田地区で温泉施設「あったまりランド深堀」に近接している「⑦まんきち」の店と最上川左岸に戻った横山地区にある「⑬きよ」も多数の客を集める大型の有名店で貸切や降雪の気象状況での臨時休業は考え難いが両店とも以前からレポートを公開している既訪店である。何としても未訪のそば店を訪れたかったので「⑭蕎麦処 若佐」に向かう事にした。
「⑭若佐」は大石田町中心部から南に離れた田園地帯の田沢集落でR347の沿道に店を構えているので最上川左岸に移動しなければならない。従って三度大橋で最上川を渡り先程「作兵衛」へ向かった左岸の県道に戻り尾花沢から最上川を渡って南下してきたR347に合流する道筋に進むこととなった。
【蕎麦処 若佐へ】
最上川左岸の県道からR347の国道に乗り換えて雪景色の田園地帯を僅かな時間南下すると田沢集落の青看板が見える。
田沢集落の青看板
この看板が立つ左手に広い駐車場を従えた「若佐」の店がある。この写真から降りしきる雪の激しさと国道脇の積雪状況が理解戴けるかと思う。実際僅かな撮影時間にも関わらず雪に晒されたデジカメはびしょ濡れになってしまった。
若佐外観
この様な降雪状況で白い外壁の店舗建物は雪の中に埋まっている様に見えるが黒地の看板は際立って目を引く存在で見落とすことなく駐車場に滑り込むことができた。
一見すると雪に閉ざされている様に見える店舗だが駐車場を除雪した雪壁が築かれたもので玄関に繋がる通路は確保されている。建物に載る切妻屋根の中央部に四角い煙突が突出しているのは内部に暖炉風のストーブか厨房の竈が設けられているのであろう。この煙突の存在故か屋根の上の雪は玄関庇や物置上の積り具合より少なく見える。
玄関
何よりも玄関前に吊り下げられた赤色文字の商い中の看板を認めてほっとする。「3軒目になったがやっとそばにありつけるぞー!」
玄関前は風除室が設けられているが木組みに透明プラの波板囲いという簡易な構造で冬季限定の設定と思われる。
店内の様子はPart.2で
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